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専務取締役のdさんが、売り上げのテコ入れを図るためにインターネット展開に乗り出したのは、1996年のことだ。
「大きな投資をせずに、残業感覚で行える方法を模索していたところ、ネット通販に行き着いたんです。 当初は思うように売り上げが伸びませんでしたが、試行錯誤の末に、照明器具専業でやるほうが、インターネットは親和性が高いことに気付いたんです」そもそも膨大な情報がストックされるインターネット上では、広く浅く商売を展開するよりも、当時ではほかに見られなかった照明専門店としてアピールするほうが得策だった。

t社の最大の強みは、販売マーケアイングだけでなく取り付け工事まで自社でまかなえる点である。 同社のブログでは、そうした施行の現場を写真と文章で記録し、公開されている。
「もともとは自社の販売実緩をアピールすることが目的でした。 同じ製品を担う業者はたくさんありますから、実際に取り付けの現場を見せられたほうが有利と考えたんです。
しかし、その効果は思っていた以上でしたね」カタログ上で見る製品が、実際に室内に取り付けられた様子をチェックできるのはやはり強い。 顧客からの電話問い合わせに対し、ブログ上の同製品の施行例を見せられることで、決定率、受注率は格段にアップした。
また、実際の取り付け例を見せることで、メーカーにとっても意外な商品の人気に火がついた、といった例もあるのだとか。 「通販事業者でありながら、お客機のお住まいに実際に入れるのが当社の強み。
ブログによって、同じ製品の施行例、つまりは情報やスキルを、すべてのスタッフが共有できるというメリットも生まれました」これにより、いっそう効率的な施行が可能になった。 今後は、新たに導入したアフィリエイトプログラムを用い、幅広く世間のブログと遠鏡し、さらなる売り上げアップを目指すという。
2005年頃から「RSS」という言葉がインターネット用語としてよく聞かれるようになり、さまざまなRSS関連のサービスが登場している。 しかし、ネットビジネスの現場でRSSを活用しているという企業はまだまだ少ないのではないだろうか。
本稿ではRSSの仕組みをわかりやすく解説すると共に、RSS作成方法やビジネスでの活用方法を考えてみたい。 RSSは「」の略語で、日本語に訳せば「とても簡単なシンジケーション」である。
シンジケーションとは情報を配信するという意味になり、つまりインターネットを活用して情報コンテンツを簡単に配信する技術である。 RSSはXMベースのフォーマットにすぎず、HTMのように特定の形式でテキストファイルとして記述される形で利用される。
実際に配信されるRSSファイルは「RSSフィード」と呼ばれ、ブログの更新情報を記事のタイトルやUR、要約文などをまとめてRSSとして配信する形で、最も一般的に利用されている。 配信内容はテキスト情報のみに限らず、画像や音声、映像ファイルなども含めることが可能であり、今後さまざまな形での利用が期待されている。

このRSSの配信情報を取得するアプリケーションが「RSSリーダー」と呼ばれる専用ソフトになる。 RSS配信とはいっても、実際に生成されたRSSファイルは配信者のサーバー上に置かれているにすぎない。
RSSリーダーに更新情報を確認したいRSSフィードを登録すると、RSSリーダーが定期的に配信者のサーバーにアクセスし、RSSファイルを読み取る。 そこで情報が更新されているかどうか確認し、新たに更新された情報のみを取得して、RSSリーダーで表示する。
ユーザー側にとっては、購読したいRSSフィードをRSSリーダーに登録しておけば、後はRSSリーダーが自動的に新しい情報のみを取得してくれる。 自分はいちいち配信先のページにアクセスすることなくRSSリーダーで最新の情報をまとめて読むことができるという非常に便利なツールなのである。
RSSリーダーには、ダウンロードして利用できるアプリケーションと、ウェブ上で利用できるオンラインRSSリーダーの2種類があり、前者はポータルサイトのgが提供しているRSSリーダーなどが有名だが、最近はインストールしなくても使える後者のオンラインRSSリーダーが人気となっている。 YもY上でオンラインRSSリーダーを提供している。
実はこのRSSという技術自体は、5年以上前から存在していたのだが、一般的に利用されるようになったのはこの1、2年である。 その大きな理由が、最近のブログブームである。
世界で数千万、日本でも300万以上のブログが個人や法人により開設・運営されている現在、ユーザーにとってはインターネットで更新情報を確認したいウェブサイトの数がこの1、2年で激増した。 従来はいくつかのポータルサイトでニュース情報を定期的に確認しておけば十分だったのが、さまざまな情報がブログで毎日更新されるようになった。
そのため、ブックマークしてあるすべての更新情報を毎日確認するのが非常に面倒な作業となった。 ブログを日常的に読んでいるユーザーの50%以上が毎日5以上のブログを読んでいるという。
そこで注目されたのがRSSである。 幸運なことに、世の中の大半のブログシステムが、ウェブページとRSSフィードを同時に作成する仕組みとなっていたため、RSSリーダーでブログの更新情報を確認するユーザーが激増したのである。
ブログやRSSリーダーの普及で、ユーザーのインターネット上の行動パターンが変化しつつある現在、間違いなくRSS購読ユーザーへの対応が商用サイトに迫られる。 従来のネット広告やSEO、検索連動型広告などの検索エンジン経由の集客に加え、RSSフィード経由の集客も当然重要となってくるであろうし、新しい販促ツールとして活用されていくだろう。

また、従来のネット上の顧客聞い込みの手法といえば、メールマガジンが定番だったが、RSSリーダーの利用者が増えるにつれ、RSSを使って顧客との関係を築いていく必要性も出てくるに違いない。 RSSリーダーの利用率はインターネットユーザーの20%に満たないと言われる現在であるが、特にYはRSSの利用を促進しており、インターネットエクスプローラーの次期バージョンでもRSSリーダーを搭載すると言われている。
インターネット上の情報配信チャンネルといえば、これまでウェブサイトか、電子メールが中心だったが、今後第三のインターネットメディアとしてRSSが大きく成長していくのは間違いない。 RSSフィードは、HTMでウェブページを書くように、手動でRSSフィードを書き出すことも可能である。
しかし、情報更新の度にRSSファイルを手動で更新し、サーバーにアッブロードすることはそれなりの手聞がかかり、効率的に情報配信を行うというRSS導入のメリット自体が薄れてしまう。 実験的にRSSフィードを配信したいとき以外は勧められない。
現在、最も簡単なRSSの配信方法がブログを使うことである。 ブログシステムの大半は、記事のウェブページを生成する際に同時に新しい記事の更新情報もRSSファイルに自動的に生成する仕組みになっている。
ブログを運用するだけで、RSSフィードで情報配信が行えるのである。

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